一級建築士 株式会社 山岡建築工房
兵庫県淡路市大谷 1531
Services
介護福祉リフォーム
介護福祉リフォームは、高齢者や障害を持つ方が安心して暮らせるように、住環境を改善するためのリフォームです。このリフォームにおいて重要な点は以下の通りです。
1. 安全性の確保
- バリアフリー設計: 段差をなくし、移動しやすい環境を整えることが最も基本的な要素です。これには、玄関や廊下、トイレ、浴室などの段差解消や、スロープの設置が含まれます。
- 手すりの設置: 階段やトイレ、浴室、廊下など、移動や立ち座りの際にサポートできるように、適切な位置に手すりを設置します。
- 床材の選択: 転倒防止のために滑りにくい床材を使用し、クッション性のある素材を選ぶことで、転倒時の衝撃を軽減します。
2. 利便性と快適性の向上
- ドアの改善: 引き戸や自動ドアに変更することで、車椅子や歩行補助具を使用する際の通行をスムーズにします。また、開け閉めが容易であることも重要です。
- トイレや浴室の改善: 広めのスペースを確保し、介助が必要な場合でも対応できるようにします。洗面台や浴槽の高さを調整し、手すりや座席の設置も重要です。
- 照明の工夫: 明るさが十分で、影ができにくい照明を配置することで、視覚的な負担を減らし、安全に移動できるようにします。センサー付きの照明も便利です。
3. 個別ニーズへの対応
- 個別の介護プランに合わせた設計: 介護が必要な方の身体状況や介護レベルに応じて、リフォーム内容をカスタマイズすることが重要です。例えば、車椅子を使用する場合は通路幅の確保やキッチンの高さ調整が求められます。
- 将来の変化を見据えた設計: 介護が必要な方の状態は変化する可能性があるため、将来のニーズを見据えた柔軟なリフォームを行うことが重要です。例えば、今は自立しているが将来的に介助が必要になることを考慮した設計が求められます。
4. 精神的・心理的な配慮
- プライバシーの確保: 介護が必要な方でも、プライバシーを尊重した設計が必要です。例えば、トイレや浴室においても安心して使用できるようにすることが大切です。
- 居住者の意向の反映: リフォームを行う際には、実際に使用する本人や家族の意向を取り入れることが重要です。住み慣れた環境を大きく変えないようにしながら、必要な改善を行うことで、心理的な安心感を提供します。
山岡建築工房の介護福祉リフォームでは、これらの点を考慮しながら、安全で快適な生活環境を提供することを目標にしております。また、施工前には専門家との十分な相談を行い、最適なプランを設計することが成功の鍵となりますので、まずは弊社にお気軽にご相談ください。